サイズを問わなければ、
初心者でもターゲットの魚を狙い通り仕留めた実感を得やすい
そんな魚だと思います。
その狙いやすさ、手軽さ故に
場所が公開され、常夜灯、足場などが快適な場所は
小型が乱獲されやすく
更に根魚は成長が遅い魚であるため
「釣り尽くし」が起こりやすいターゲットです。
・シーズン(瀬戸内海中央部)
11月~6月
11月~2月は産卵に絡む個体が多く、身もそこまでおいしくなく
根魚の産卵個体の乱獲は「ポイント潰し」にもなるため
他のターゲットを狙うなり家でぬくぬく過ごす方がオススメです。
3月~6月は産卵後の体力回復期であり、
後になるにつれ身も美味しく、パワフルになっていきます。
・時間帯
場所によっては夕マズメや朝マズメに荒食いが起こる場合もありますが
基本的に夜間が狙いやすいです。
・潮
場所よりけりですが、
潮位に関係なく浅場に回遊してくる個体も割といます。
潮の良し悪しは場所によりますが
やはり中潮付近を好む釣り人が多いです。
凪が良いと言われているように
潮が激流やぴったり止まっている時よりは
だらだら流れるぐらいの時が釣りやすいです。
・習性
昼間は岩の隙間やそこの方に身を潜めており
あまり捕食も積極的ではないように思います。
※昼間に沖の深場を狙う、メバルの船釣りは例外
夜間がねらい目ですが
メバルは夜釣りのターゲットのなかでも特に目が良いためか
常夜灯に集まる小型は多いですが
常夜灯からかなり離れていても、
月明りのみでも
完全に真っ暗闇でも
普通に釣れます。
他の魚種も暗闇でも釣れることはザラですが
メバルは特に。
・場所
シーズン中は
漁港内
漁港外側
砂浜
磯
しっかり見極めて信じて投げてれば割とどこにでもいます。笑
が、磯以外の場所ではやはり岩場が隣接しているなど
根が近くにある場所が有望です。
・仕掛け
(メバリング)ジグヘッド+ワーム
場所、暗さ次第ですが、チャート系、クリア系が人気です(メバルにも人にも)
重さは表層狙いなら1g前後 中層以下や流れが強い場合は重くしてみると〇
(メバリング)小型プラグ
ペンシル、ポッパー、ミノー、メタルジグ
など、様々なメバル用ルアーも販売されています。
ワームよりも飛距離に優れるため、やや沖も探れる
トップウォーターに反応が偏る偏食パターンもある
電気ウキ釣り
餌はアオイソメまたはシラサエビなど
シラサエビは確保も面倒で、どちらも生き餌でなければ反応が極端に落ちるので
餌の活き具合のチェックも必要であり
私の活動域ではどうしてもメバリングには手返しで劣るイメージの仕掛け
ただし、上記メバリングより飛距離も出る上に沖を漂わせ続けられるので
大型狙いの際はコチラの方が有効かもしれません。
フロートリグ(ジグヘッド+ワーム)
飛ばしウキ(要するに遠投用の浮かぶオモリ)をつけて
沖へかっ飛ばす仕掛け
通常のジグヘッド+ワームよりは近距離での繊細な操作は劣るが
はるか沖に仕掛けが飛ぶのは場所によっては
メバリング不可な場所を可能にする
レベルのアドバンテージとなる
筆者はこればかり使ってます(笑)
サビキ
筆者がメバリングしてる際に現れた老人が使用していた
船用のサビキを長い竿で遠投し巻いて探る釣り方
良型を2~3匹同時に仕留められた時は度肝を抜かれました。
船用サビキなのでかなり仕掛けが長く、広い棚を同時に探れるようです。
ただし、仕掛けが長い分竿もそれなりの長さが要ります。
・棚
表層のただ巻きが有効なパターンが多いです。
ただ巻きの速度は、釣り場の暗さに比例してゆっくりにするのを
おススメします。
潮が動いてない
偏食パターン
だと食いが悪いことがあるので、中層や底付近を狙ってみたり
さっさと別の場所に移動するのが良いでしょう。
おススメルアーなどはまたの機会に