無職の頃(5年程前)のこと
都会での限界生活、ブラック企業でコケにされる日々から離脱し
疲労困憊、転職先も決まってない俺は
思い立って1人海外へ旅に出た
٩( ‘ω’ )و
単純に一人で違う世界に浸れるなら何でもええ
流石にいきなりアフリカやら北極みたいなチャレンジはできなかったがw
ツアーは選択肢にない
人間、群れに混じることで逆に孤独を感じることは多々あるし
誰かが行き先を決めている安心感、
群れの安心感
そんなものより
単純に童心に帰って自由気ままに冒険してぇ(*‘ω‘*)
ガイドブックを片手に、
行ってみたいと思う場所に次々と付箋付け
全て自分の好みで決められるのは快適だと思う
地図を印刷
行ってみたい候補地を全てマーク
マークした場所を、線でつなぐ
マークした各地の、所要時間を仮決定していく
この場所はチケットが必要なのか 必要ならネットなどで予約はできるか
何時まで空いているか
それにより、今回は外さないといけない候補地はあるか
このルートをこなすために拠点となるホテルはどこにするか
昼、夜のスケジュール上、どこで食事を楽しむか
どの辺りで土産を買うか
Excelで簡易的にスケジュールを作成
ネットの発達した今では
ホテルも、現地での移動手段も、場合によっては美術館のチケットも
ある程度ネットで手配できる。
後は出力したバーコード等を現地で見せるだけ
自分だけのツアーコースが完成していく
ワクワクってのぁ作るものだ
作ってワクワクワクワク遊んでワクワク
ゴロリ、今日は海外旅行のスケジュールを作るよ(´^ω^`)
どこでどれだけの出費があるかを計上
予めどれだけ外貨両替するか決め
作成した各日程のスケジュール表と
それに対応した街ごとの関連資料、予約チケットをまとめ
スーツケースにその他必要なものも詰めた
(ジップロックって便利ねホント)
※日本は治安が良い って話が多いように
海外なめてると本当に危ないです
イタリアは旅行先として人気ですが
スリや変な行動で金を請求してくる人も多いです
特に、日本人は平和ボケしてると思われているので
狙われやすいです
スケジュールが完成し、準備が整い
出発日が近づいていくにつれ
学生時代の修学旅行、サークル活動での遠征とは全く違う高揚感
会社の行事のスケジューリングとは全く違う不安とドキドキ
なんというか、この時点でも既に
社畜生活に価値観が縛られていたんだなと実感w(´・ω・`)
ーーーーーーーーーーーーーーーー出発
地元の見慣れた駅で電車に乗り
関西へ
もう当分来ないと思ってたのに
いきなり逃亡元の関西を訪れるw
空港に着き
搭乗手続きを進めていく
隣には、
話す友人も、クラスメイトも、サークル仲間も、人生のパートナーもいない
が、このことが余計に自分の高揚感を加速させていることに
少し戸惑っていた
極端に言うと
俺はその場その場で気持ちを共感する相手がいることのメリットより
自分が自由に行動するための足手まといがいるデメリットの方が
大きいタイプの人間だったんだと思う
隣にいる人間を邪魔やら足手まといって考える辺りが社会不適合者 笑
関西で社畜生活する中で 周りの顔色をうかがいながら
必死に人間関係を広げ、維持して
周りに急かされ婚活をしていた以前の俺は
何も俺のことをわかってなかったw
離陸
隣は、よくわかんないアジア人
周りから日本人が消えていくこともまた良いスパイスだと思う
流石に一本の便で行くのは大変なので
韓国の空港経由で仮眠して乗り換えコース
流石に韓国までは近く、すぐに着陸
空港に降りる
周りが韓国語ばっかで早速もうわからんw
でも まだ日本に近い
っていう謎の安心感もある マジで謎
ただ、
韓国の空港で一夜過ごす必要がある
流石に搭乗券持ってる人のみのエリアとはいえ、油断はできない
貴重品は肌身離さず、シャワー中も目の届く位置に
パスポートを見せたらシャワー室が使える
まだ日本語があるので有情かw
雑魚寝でも安眠できそうなエリアは既に多くの人に占領されていたので
空港の一端で貴重品は厳重に内の内の内ポケットぐらいに入れ、仮眠(=Δ=)
目が覚め
またシャワーを使い
搭乗までの時間で食事
割と辛いwwww
辛さ耐性はある方だと自負してるが
(辛い物食えるからってパワハラで飲み会で延々と激辛料理だけ食わされオモチャにされる程度には)
それでも割と
辛いの苦手な人には厳しい国なのでは…w
搭乗 離陸
機内食、
割と嫌いじゃないんですよね(^o^)
質素なパンとバターってやけに味わいがあるというか()
かなり長い飛行時間だったが
備え付けの映画を見ながら寝たりしてるウチにいつの間にかイタリアへ
長蛇の列の審査を済ますと
ついに遥か海の彼方の地で
フリーになる٩(*´꒳`*)۶
都会で毎日こき使われ
仕事のこと、周りに急かされるだけの人間関係と時間に追われてた奴が
ただ1人のちっぽけな冒険者として異国の地に
そんな気分
もう日本語によるフォローもなく、
用意していた資料で
これだよな?これで合ってるよな?
と思いながら恐る恐るバスに乗る
日本では全く見慣れない風景をバス内で眺め
ワクワクしながら下車
着いたぜ!ヴェネツィア!
俺たちの冒険はまだまだこれからだ
完⸜(*˙꒳˙*)⸝
(思い出しながら書くので次回いつになるかは不明w)